SakeBottlersは、ボトル缶の日本酒ブランド「HITOMAKU」を販売する自社ECサイトを7月5日にオープンした。HITOMAKUは、Makuakeでクラウドファンディングを行い、開始からわずか5時間で目標金額を達成したという。

鈴木将之社長は、日本酒好きとして目覚めて20年が経つという。以来、日本酒のライターとして活動したり、イベントを開催したりしてきた。数々の日本酒や酒蔵と出会う中で、「もっと手軽に、もっといろんなシチュエーションで、もっと多くの人に日本酒を楽しんでもらいたい」という思いから、SakeBottlersを2021年1月に設立したという。

HITOMAKUのコンセプトは、「日本酒缶のニュースタンダードを作る」。「手に取りやすい、ビジュアルと容量の商品を作り、アウトドアや自宅など、さまざまなシーンで日本酒を楽しんでもらうため開発に至った」(鈴木社長)と話す。

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HITOMAKUは、一見⽇本酒と合わせにくいイメージの料理でも相性が良いという

HITOMAKUのクラウドファンディングは今年3月31日に開始し、最終的には目標金額の488%に当たる244万円以上を集めた。フェイスブックやツイッターなどのSNSでこまめに情報発信を行い、販売開始前から準備やアプローチを行ってきたことが奏功したという。

自社サイトでは、「HAVEFUN RED」と「CHALLENGE BLUE」という、2種類の日本酒を販売している。どちらも、180ミリリットル入り。軽量のアルミ缶に入っており、持ち運びしやすいよう蓋付きとなっている。


「CHALLENGE BLUE」(写真左)と「HAVEFUN RED」

「HAVEFUN RED」のコンセプトは、「楽しみたいとき、みんなで幸せを共有したいとき、ふわりと満足感にひたりたいとき、元気になりたいときに。」だという。

一方、「CHALLENGE BLUE」のコンセプトは、「挑戦するとき、達成したとき、すっきりとしたいとき、これから頑張ろうと前を向くときに。」だとしている。鈴木社長が二つの商品のコンセプトを固めた後に、コンセプトに合う、日本酒とラベルの開発に取り掛かったそうだ。


HITOMAKUが3缶並ぶと、ラベルデザインの全体が見える

「HAVEFUN RED」の酒は、結城酒造の純米吟醸。「CHALLENGE BLUE」は、小松酒造場の純米吟醸だ。

缶のラベルデザインは、OVER ALLsが手掛けた。OVER ALLsは、結城酒造の酒蔵でライブペイントを行い、ラベルアートを制作したという。完成までの様子は、オンライン中継も行った。


酒蔵で行われたライブペイントの様子

「HITOMAKUは、軽いボトル缶に入れ、日本酒とは思えないデザインを採用することにより、飲む人が、希望の場所や状況に、日本酒を気軽に持ちこめるようにしている。今後は新商品の開発や、自社サイトのUI・UXの向上、コンテンツの充実にも取り組んでいきたい」(同)と話している。


「HITOMAKU」
https://www.sakebottlers.com