消費者庁は7月28日、人気アウトドア用品公式通販サイトを装った偽サイトに関する注意喚起を行った。偽の「モンベル」サイトや、偽の「ロゴス」サイトによる、各ブランドのロゴや商品の画像を盗用し代金を支払わせようとする行為が発覚したため。会社概要には、偽サイトとは無関係の会社名が表示されており、実在もしておらず、代金を支払っても注文した商品は届かないものだった。
 
消費者庁によると、2021年の秋以降、アウトドア用品を取り扱う公式通信販売サイトを装った偽サイトで商品を注文してしまったなどの相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられているという。
 
消費者庁は調査を通じて、SNS上の安売り広告などで消費者を誘導し、人気アウトドア用品のブランドのロゴや商品の画像を盗用した偽サイトにおいて、商品を注文させ代金を支払わせようとする行為(消費者を欺く行為)の発生を確認した。消費者に注意を呼び掛けている。
 
偽サイトへの誘導の方法はいずれも、インスタグラムやフェイスブックといったSNSをはじめ、インターネット上に商品の安売り広告を表示し、広告内のリンクから消費者を偽サイトへ誘導するというもの。

 
▲SNSの広告から偽サイトに誘導

2つの偽サイトでは、商品のページに割引前の価格と販売価格とが併記され、通常の販売価格と比べて最大9割引で販売しているかのように表示していた。支払い方法はクレジットカード決済。代金を支払っても商品は届かない。