ヤフーはこのほど、グループ会社のアスクルや出前館と共同で運営する、食料品や日用品などを最短15分で届けるクイックコマース(即配サービス)「Yahoo!マート by ASKUL(Yahoo!マート)」において、ユーザーが直接買い物できる来店型店舗の運営を開始した。来店型店舗の運営は、クイックコマース事業者としては初めての試みとなる。各拠点や地域のニーズに対応し、買い物体験向上のため、あらゆる可能性に挑戦する。

2021年7月にサービスを開始した「Yahoo!マート」は、ユーザーが出前館のサービス上で、アスクルが販売する食料品や日用品を中心とした約2000種類の幅広い商品を注文でき、最短15分で受け取ることができる即配サービス。注文を受けた後、出前館の配達員が都内の専用店舗で該当商品を受け取り、指定された配達先に自転車やバイクで商品を届ける。


▲約2000種の品ぞろえ

ZHDグループ各社の強みを生かしたシナジー効果で事業を拡大しており、現在20店舗を東京と千葉で運営。2022年秋には練馬区などに3店舗のオープンを予定しており、今後も東京を中心にエリアを拡大するとしている。

アスクルの商品調達力を生かした幅広い商品展開も「Yahoo!マート」の強みのひとつとなっている。ユーザーの購買傾向や時流などを分析したうえで、約400種類にもおよぶバラエティー豊かな冷凍食品や、人気が高い「コストコ」の商品など、さまざまな商品を拡充している。

このほど、「Yahoo!マート」の拠点を活用し、ユーザーが直接買い物できる来店型店舗の運営を開始した。現在、代々木上原店(東京都渋谷区)、紀尾井町店(東京都千代田区)、大久保店(東京都新宿区)の都内の3拠点で来店型店舗を運営しており、利用者は約2000種類の商品を店舗で実物や値段を見ながら買い物できる(紀尾井町店はYahoo! JAPANおよびグループ企業の社員のみが利用可能/2022年8月18日時点)。


▲代々木上原店の店舗内イメージ

「Yahoo!マート」では今年中に店内調理を開始するための準備を進めており、ユーザーは店内で調理した揚げたての唐揚げやコロッケなどの総菜を注文できるようになるとしている。

今後もクイックコマース事業に加えて、各拠点や地域のニーズに即した店舗形態や商品を展開することで、ユーザーの買い物体験を便利にするためのあらゆる可能性に挑戦していく考えを示した。

Yahoo! JAPANは、「Yahoo!マート」の事業をさらに推進するための子会社ヤフーマートオペレーションズを2022年7月1日に設立。10月1日からは、「Yahoo!マート」の店舗運営を同社が行い、注文を受けてから届けるまでの工程に磨きをかけていく専門の会社として、サービス品質をより高度化させていくとしている。

「Yahoo!マート」は今後も、Yahoo! JAPANのブランド力やアスクルの商品調達力、出前館のユーザー基盤と配達品質を生かしたグループシナジーを通じ、ユーザーの「欲しいものが欲しい時に手に入る」世界の実現を目指す。