トライザは9月18日、「ジャワしょうが」と「メリンジョ」を配合したペット用サプリ「TRIZA（トライザ）」をECで発売した。トライザは、犬の認知機能の健康維持を目的としたサプリ。愛犬の長生きだけでなく、健康寿命の延伸にも注目が集まる今、注目の商品となりそうだ。

トライザの開発は、2023年2月に完成していたという。そんな中9月に発売したのは、「万全を期して発売したい」という思いがあったからだという。「商品が完成してから、安全性の試験を行った。併せて実際に動物病院で、認知機能に障害を持つ犬に与えてもらい、アンケートに回答してもらった」（久田見光太郎代表）と話す。

同商品に配合されているのは、「ジャワしょうが」と「メリンジョ」だという。「人間用のサプリでは使用例があるが、ペット用サプリとしてはトライザが初だと認識している。日本ではまだ馴染みのない原料だが、今後は注目が高まっていくだろう」（同）と話す。


▲ ペット用サプリ「TRIZA」

これらの原料は、インドネシアで古くから民間薬として使用されてきたものだという。「ジャワしょうが」は、認知機能の健康維持などに、「メリンジョ」は抗酸化成分を含み、シニア期の健康維持に役立つのだという。

同商品の販売は、主に自社ECサイトで行っている。消費者向けのサイトと同時に、動物病院などに向けたECサイトをオープンしたという。「広告費はかけず、基本的に動物病院からの紹介をメインに販促を行っていく予定だ。提携する動物病院には、クーポンコードを発行し、紹介であれば割引で購入できるようにしている。まずは提携する動物病院を増やし、商品の認知を拡大させていきたい」（同）と話している。