11月2日(木)、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン」(ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信)が配信。

キングオブコントについて考察するアンガールズ田中(左)と山根(右)

キングオブコントについて考察するアンガールズ田中(左)と山根(右)

10月21日(土)に決勝が行われた『キングオブコント2023』の振り返りトークに花を咲かせた2人。ファイナリストの見どころについてお互いの意見を交わす中、16代目王者に輝いたお笑いコンビ・サルゴリラのネタに言及する一幕があった。

山根: 面白かったよ。全員面白かったね。田中の中の1位は誰?

田中: 俺はやっぱりサルゴリラだね! あのややこしいマジックみたいな。3段階で進むんだけど、大喜利のちょっとずつ進めるみたいな、絶妙な塩梅でさ、これが難しいと思うんだよ。あのコントを思いついたとしてもね。「靴下にんじん」を最後に持ってくるとして、真ん中はどうやってずらすの? みたいな。これが非常に難しいと思うんだよね。

山根: そうね。

田中: 「これ本番までにもうちょっとわかりやすくした方が良いんじゃない?」って1番考えちゃうネタだと思うんだよね。現場によってウケたりウケなかったりするから、キングオブコント本番になるにつれてわからなくなってくのよ。「ちょっと前のボケの方がウケてたよな」って思ったり、「本番のお客さんとは違うから、最初の方が良いのかな」とか考えるよね。

山根: 経験値の差もあったよね。若手だと、ますますわからなくなってたかもしれないし。年齢的に背負ってる物がある分、面白かったりするしね。

田中: サルゴリラは、芸歴が長いですからね。2本目も面白かったし。

山根: ネタの順番も悩むだろうしね。

田中: 2本目で確実に勝利を掴まなきゃいけないと思ったら、2本目に強いネタをとっておかないといけないしね。色々あると思うんですけど、1個1個のネタのクオリティはもちろん高かったんだけど、「こういうネタです!」っていう印象が強く出てる設定じゃないと勝てないよね。コントをやって、1つ1つのくだりが面白かったら勝てるっていう時代はもう過ぎちゃったなって思ったね。

山根: うんうん。

田中: ジグザグジギーの、元芸人で大喜利の癖が出てしまう市長のネタも、『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)がフリになってたり、他の番組をフリに作っていくとか。こういう時代なんだなって思うんだよね。「お笑い好きは当然知っておいてくださいね」っていう前提のネタじゃない?

山根: そうだね。

田中: もちろん有名な番組だから、お笑い好きな人は知ってるとは思うんだけどね。大喜利番組を観ない人からしたら、「なんでこんなにウケてるんだろう」ってなるかもしれないじゃない。でも、「そこまで尖らないと、準決勝から決勝に行けないのかな」とか、色々考えさせられたね。

山根: でも全員面白かったな。

田中: ファイヤーサンダーも最初にばらす瞬間もガッツリウケててさ。

山根: 意地悪目線も入ってたしね。シニカルというかね。

田中: そうそう。2本目も凄く面白かったらしいんだけど、あと一歩届かなかったらしいね。

キングオブコントにおけるネタの傾向の変化について語り合った2人。さらに、ネタを披露する順番についても盛り上がり、「ラブレターズの壁叩くネタが一番準決勝でウケてたって現場で聞いてたんだけどね。あの順番で出た場合、『このくらいなんだ』って思われちゃうのかもしれないね」と、持論を展開した。