辛坊治郎が11月30日(水)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に出演。中国で起きた「ゼロコロナ」政策に対する抗議活動への取り締まり強化について言及し、しばらく静観していた中国政府のもくろみを指摘した。

北京市内の名門・清華大で、抗議の意思を示す白紙を掲げる学生[目撃者提供]2022年11月27日 写真提供:時事通信社

新華社通信は29日、中国各地で起きた「ゼロコロナ」政策に対する大規模な抗議活動に対して、警察・司法を統括する共産党中央政法委員会のトップ・陳文清氏が「敵対勢力の取り締まり」を指示したと報じた。他の外国メディアなどでは、すでに警察当局がデモ参加者に関する調査を始めているとも報じられている。

この動きについて辛坊は「中国の当局としては、今のこのデモの広がりは、当初考えていたより想像もつかないくらい広がり始めている。このあたりで本気でおさえておこうか」というものだと分析。

そのうえで「ひとつ怖いのが、わざとデモをさせることによって当局に批判的な人をあぶり出す。その怖さもある。1989年の天安門(事件)を知らない世代は“そこまで当局がやる”と気がついていなかったら『まぁデモ参加しておくか』(とデモに参加する)。当局にとっては、それがくすぶっている反政府分子みたいなものをあぶり出す絶好のタイミング」になると指摘した。