中国・北京で取材中の毎日新聞社中国総局長・米村耕一が12月1日(木)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。江沢民元国家主席死去に伴う現地の報道姿勢や、主要都市で起きている大規模な抗議デモについて語った。

日中国交正常化30周年記念式典で演説する江沢民首席=2002年9月22日、北京市・人民大会堂 写真提供:産経新聞社

米村は、江沢民元国家主席死去の現地報道姿勢について、2004年、党中央軍事委員会主席の地位を後任に“譲り渡した人物”として紹介されている点を最大のポイントとして挙げた。これについては、現政権では認識が違うことから、こういった報道に「どういう意図があるのか」ということが話題になっていると言及した。

一方、中国主要都市で起きている反ゼロコロナのデモについて、全国で40か所以上、北京でも300人規模の抗議デモが起きていたとした上で、ここまでの大規模なデモの要因は、潜在的なゼロコロナ対策についての不満であると語った。

これには、新疆ウイグル自治区ウルムチ市で起きた住宅火災も大きく関係しており、コロナ規制により救助が遅れたことへの警察への非難や事実の隠蔽に対する不満が爆発したのではないかと語った。