保育事業や子育て支援を行う、認定NPO法人フローレンス会長の駒崎弘樹氏が12月8日(木)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。保育園などで続発する園児虐待について熱く語った。

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駒崎氏は、静岡県裾野市の保育園虐待事件を受け、原因の一つとして、現場の保育士を追い詰める過酷な労働条件があると述べた。

具体的には、日本は1人の保育士が見なければいけない子供の人数が、先進国の中で一番多い。保育士1人が見る4歳児の人数は、日本は30人。イギリスでは13人、ドイツでは9人。他の先進国と比べて何倍も負担がかかる 「配置基準」になっていると語った。また、この配置基準については、70年以上変わっておらず、ほぼ根拠がないまま、現在までその仕組みが残されていると述べた。

さらに、保育士の給与についても指摘。保育園は国からの補助金で成り立っているが、補助金の額が少ないため、どうしても保育士への給与が少ない。過酷な仕事への対価が低いことが、精神的に追い詰められ、虐待という行為に走らせている一因と語った。

そして、今は子育て部門への予算を増やそうという声が国会や世論でも挙がるようになったものの、まだ、具体的なところが「見えていない」と強い懸念を示した。