19日に中国・上海市で開幕する「上海モーターショー」(一般公開は24日から)で、日系自動車関連各社は電動車や関連技術をアピールする。トヨタ自動車は電気自動車(EV)専用プラットホームを採用した初のEVを披露する予定。ホンダもEVの試作車を出展する。各社はラインアップ拡充を加速し、世界最大のEV市場に攻勢をかける。

トヨタはEV専用プラットホーム「e―TNGA」を採用した初のモデルとして、中型スポーツ多目的車(SUV)を発表する。このほか高級車ブランド「レクサス」では、コンセプトEV「LF―Zエレクトリファイド=写真」を展示する。ホンダは中国初となる「ホンダ」ブランドでのEV試作車を展示する。2020年の北京モーターショーで公開したSUVのコンセプトカーを、量産モデルに近づけた。グローバルでの展開を見込む。

部品メーカーでも電動化技術の発表が相次ぐ。トヨタグループでは、デンソーがEV向けエネルギーマネジメントシステムなどを紹介する。トヨタ紡織は自動運転を想定したEVの次世代車室空間「MOOX(ムークス)」などを展示する。豊田合成は電池やモーターを冷やす「冷却配管モック」などを出展し、アイシンもEV向けシステムを紹介する。また日本精工はモーターや変速機などが一体となった駆動モジュール「eアクスル」のコンセプトモデルや、電動車駆動モーター用高速回転玉軸受などを紹介する予定だ。