ソフトバンクは6日、楽天モバイルと同社の元社員に対し、1000億円規模の損害賠償請求権を主張する民事訴訟を東京地方裁判所へ提起したと発表した。

持ち出された営業秘密の利用停止や廃棄および、不正競争により建設された基地局4局の使用差し止めも求めた。ソフトバンクは判決までに1年以上かかるとみている。

2019年末にソフトバンクを退職した楽天モバイル元社員は、ソフトバンクのネットワーク技術関連の情報を持ち出した不正競争防止法違反の容疑で21年1月に逮捕された。ソフトバンクは、それらの情報が他の楽天モバイル社員に開示されていた事実を確認済みだとしている。

また、使用差し止め請求の対象基地局は今後増える可能性があるという。

一方、楽天モバイルは6日、「ソフトバンクの営業秘密を当社業務に利用していた事実は確認されていない」との声明を発表した。