ヤマハ発動機は、20日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる展示会「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2021」に、3輪コミューターや洪水救難艇などのコンセプトモデルを初出展する。災害対応機能を持ったモビリティーやボートなどの日常使いも提案し、幅広い需要の取り込みにつなげる。(浜松・市川哲寛)

初出展する3輪コミューター「ラフロード トリシティ コンセプト」は、凹凸の大きなブロックタイヤを採用したり、車高を高くしたりした。災害時に亀裂や液状化などが生じた路面でも乗り越えやすい。

船舶関連では、洪水救難艇と救難仕様水上バイクのコンセプトモデルを初出展する。

2輪車では、オフロードでの走行性能とツーリングでのユーティリティー性能の両立を図った市販のアドベンチャーモデル「テネレ700」を、同社が提唱する「遊んで備える」という防災スタイルを具現化する2輪車としてアピールする。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、アウトドア需要が増えている発電機や可搬式発光ダイオード(LED)投光器にも災害対応機種があり、展示会でアピールする。発電機「EF1800iS」「EF900iSGB2」は、始動のしやすさに加え、暗い場所でも操作しやすい蛍光塗料のグラフィックなどを採用し、災害発生時にも役立つようにした。投光器「XバスターLED」は煙の中での透光性に優れ、消防活動などでの活用も見込む。

本格的な防災関連製品よりも一般製品に近い位置にある防災対応モビリティーなどをアピールし、新たな価値提案につなげる。

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