日本電産は、同社の電気自動車(EV)駆動用トラクションモーターシステムの出力200キロワットモデルが、中国・吉利汽車グループの高級EVブランド「Zeekr」の第1号モデルに採用されたと発表した。同車種は2021年に中国で発売されるほか22年にはグローバル販売も計画しているという。日本電産はこれに合わせ、23年に予定していた同モデルの量産を前倒しし、8月に開始した。

新型EV「ZEEKR001」に搭載されるのは、日本電産のモーターシステム「E―Axleシリーズ」の最新モデル「Ni200Ex」。得意とする軽薄短小モーター構造の採用による小型化や設計最適化により同車種の動力・電費・音振性能の向上や車重の低減に寄与する。

E―Axleシリーズはモーター、インバーター、ギアを一体化し、小型・軽量化を実現した。19年4月に量産開始の150キロワットモデルを皮切りに採用車種を増やし、20年11月に量産開始の100キロワットモデルに続き今回が3モデル目の量産となる。22年までに他2タイプの量産を予定し、あらゆる車種に対応できるようラインアップを拡充している。

同社は30年までにEV用駆動モーター市場で世界シェア40―45%獲得を掲げており、E―Axleはそのけん引役と位置付ける。

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