花王が調査、化粧水・乳液などで保湿が肝要

マスク内側の肌は刺激でいっぱい―。花王は冬季のマスク着用による肌への影響を調べた。肌はマスクで守られていると思いがちだが、実際は水分蒸散量が1・2倍と高くなるなど負担は増大。新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用が常態化する中、保湿剤を使った手入れを勧めている。

マスクを着用した人の内側と外側の肌を比較したところ、マスクに覆われた肌はバリアー機能が低く水分蒸散量が増大。角層細胞面積は小さく、新陳代謝が早い状態にあった。

肌に刺激を与える遊離脂肪酸の皮脂に占める比率はマスク外側の約1・4倍。マスクによる擦れとともに内側の肌をさらに悪化させる要因になっている。

因果関係は調査中だが、着用で長時間にわたり高い温湿度が続く一方、昼食時などマスクを外した前後の温湿度の急速な変化が肌に負担となっていることが考えられるという。

洗顔時にはゴシゴシ擦らず、化粧水や乳液などの保湿剤を使うことが肝要だという。