三菱自動車は8月1日からミニバン「デリカD5=写真」と小型車「ミラージュ」の車両本体価格(消費税込み)を、それぞれ一律8万8000円、同3万3000円引き上げる。両車とも全グレードが対象で、値上げ幅は約2%。資材費の高騰や原油高に伴う輸送費の増加などのコスト上昇分を反映する。装備の変更を伴わない価格改定はここ数年実施しておらず、原材料価格の上昇を受け異例の措置に踏み切る。

対象はデリカD5が全8グレード。最も安いグレード「M」の消費税込みの価格は300万円台だったが、400万1800円に引き上げる。ミラージュは全4グレードで値上げする。

三菱自は2023年3月期に原材料高の影響が792億円の営業減益要因になると予想。原価低減などに取り組むがコスト上昇分を補うことは難しく、プラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」の一部グレードでも今秋に値上げを予定する。