トヨタ自動車は5日、田原工場(愛知県田原市)で旗艦モデルの最高級車「センチュリー」の新型車の生産に弾みをつけるイベント「センチュリー総決起大会」を開いた。同工場の従業員やサプライヤー(仕入れ先)、販売店関係者ら新型センチュリーに関わりが深い150人が集結。「頑張ろう」というかけ声の下、新型センチュリーを生産する責任と喜びをかみしめた。

登壇したトヨタの豊田章男会長は「センチュリーは自らの成長を求めて選ぶ車。未来を良くしたいと努力を続ける世界のリーダーに届けたい」と話した。

新型センチュリーのコンセプトは「継承と進化」。センチュリーは1967年の発売以来、国産最高級車として地位を確立してきた。一方、昨今は価値観が多様化している。新型は運転手付きの車「ショーファーカー」としての位置付けに、運転を楽しむ「ドライバーズカー」としての魅力も加えた。

新型は10月下旬に生産を開始。価格は2500万円から(消費税込み)。日本らしいデザインや工芸技術を採用し、専用部品も多い。技能者が1台ずつ手作業するなど「匠の技」も取り入れ、高級感や最高品質を維持している。

新型センチュリー

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