今年で10年を迎える「DEJIMA博」。

ステージで演奏を披露したNHK交響楽団のメンバーが、長崎市の子どもたちにレッスンしました。

DEJIMA博のステージで弦楽四重奏を披露したNHK交響楽団。

クラシックの名曲や、ジブリ映画のテーマ曲など19曲を演奏し、バイオリン、ビオラ、チェロの優雅な音色が会場に響きました。

ステージの後メンバーが向かったのは、子どもたちへのレッスンです。

(指導)

「もっといろんなカラー、空気感が出せるはず」

長崎市を中心に活動する「ジュニアオーケストラながさき」の小学生から高校生までの11人に指導しました。

(ジュニアオーケストラながさき 森廣 紀保さん)

「表現力が豊かで心にすごく刺さるような演奏をしていて、自分もそんなふうに弾ければいいなって思いました」

(NHK交響楽団 大宮 臨太郎さん)

「正解なんてひとつもなくて、音楽って自由に楽しんで、いろんな音色が出せるんだよってことを、一番伝えられたかなと思います」

子どもたちはあこがれの音楽家から、音色に表情をつけるテクニックのほか、演奏会で緊張しないコツなどを学びました。