長崎大学で行われたのは、かまぼこ作りの実習です。

長崎市が「地産地消」を推進したいと地元の事業者と連携し取り組んでいて、実習には水産学部の学生44人が参加しました。

(長崎蒲鉾 髙﨑一正社長)

「このすり身の状態を(触って)みて」

(学生)

「すごい。なめらかになってきた」

地元のかまぼこメーカーの社長が、作り方を指導。約2時間をかけて、すり身を練りあげます。

佐世保でとれた「シログチ」など複数の魚がブレンドされていて、旨味たっぷりの深い味わいと、歯ごたえのある弾力が生まれます。

職人の技を間近で見ながら、かまぼこ作りを体験した学生は。

(水産学部3年 福原 規斗さん)

「今まで何気なく食べていたかまぼこが、こんなに時間をかけて作られるということが驚きだった。すごくいい経験になる。」

講師は学生たちに向けて、魚を育てて食べることで「水産県長崎」を、より活性化させてほしいと伝えました。