神社のさい銭箱から現金およそ6000円などを盗んだとして、雲仙市の職員が21日、逮捕されました。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、雲仙市監査事務局の参事補 金子 康彦容疑者 49歳です。
警察によりますと、金子容疑者は13日午前4時20分ごろ、諫早市宗方町の神社のさい銭箱から現金およそ6000円などを盗んだ疑いが持たれています。
(町内会長 前田 正信さん)
「お願いしたら、警察があそこに防犯カメラを取り付けてくれた」
神社のさい銭箱を管理している町内会長の前田 正信さん。
前田さんによると、宗方神社は管理者が常駐しておらず、3月から4月にかけ、さい銭を盗まれる被害が出たことから防犯カメラを設置。
5月13日、金子容疑者の犯行が映っていたということです。
(町内会長 前田 正信さん)
「いろんな思いを込めてお参りされている。そういうことに対して、取られるというのは悲しい」
警察によりますと21日午前4時半頃、パトロール中の警察官が防犯カメラに映っていた男に似た金子容疑者を発見、逮捕しました。
警察の調べに対し、金子容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。