不倫のなかでも特に多いと言われる「社内不倫」のかたちが進化している。なぜ彼・彼女たちはリスクを冒してまで不倫にのめり込むのか? 今回は、社内不倫で圧倒的に多い「男性上司と女性部下のカップル」がなぜ多いのか、不倫事情に詳しい専門家に解説してもらった。

◆男性上司と女性部下による不倫、なぜ多い

 さまざまな社内不倫のケースがあるが、とりわけ多いのが男性上司と女性部下による不倫だ。SPA!が「3年以内に社内不倫をした(している)」男女200人を対象に実施したアンケート結果にも如実にあらわれている。この理由を、男女関係を巡るテーマを数多く手がけるフリーライターの亀山早苗氏は次のように推測する。

「女性は、男性上司であれば誰でもいいわけではない。仕事ができる上司が前提でしょう。仕事でトラブルが生じた時にかばってくれたり、相談に乗ってくれるのはやはり上司。

 女性部下は、彼らに尊敬の気持ちを抱くうちに恋愛感情に変わっていくというパターンが多いです」

◆男性上司に惹かれる女性部下の心理は一体?

 では、男性上司に惹かれる女性部下の心理とはどのようなものか。自身も社内不倫の経験を持つ、恋愛ジャーナリストのおおしまりえ氏は語る。

「自己評価が低く自分に自信がない、男性に流されやすいようなメンタル面で弱さのある女性は不倫しやすい傾向にある。

 私の場合もそうですが、恋愛面で悩んでいるときに優しい上司に言い寄られるとコロッといってしまうことも」

◆どのような女性が社内不倫に陥りやすいのか?

 また、おおしま氏によるとまじめで頑張り屋な女性も社内不倫をする傾向にあるそう。

「自分に自信のない女性は、仕事や勉強を頑張ることで精神的に武装している方も多いです。彼女たちは精神面で弱さを抱えており、不倫の刺激に弱い」

◆これからの社内不倫はどうなっていくのか

 では、今後の社内不倫のカップル事情はどうなっていくのか?

「飲み会が再び開催され始め、社内交流も増えるでしょう。今後は社内不倫もまた増加していくのでは」(おおしま氏)

「コロナ前後から続いている社内不倫カップルは、コロナ禍での緊急事態宣言などといった障壁を乗り越えたことで、より強い結束で結ばれている。

 だからこそ燃え上がりやすく別れにくいのでは」(亀山氏)

 コロナが落ち着いても社内での不倫文化は続いてくようだ。

▼社内不倫しやすい女性に共通する5つの特徴
●自己評価が低い
●自信のなさを仕事でカバー
●仕事も恋愛も真面目で従順
●社内での男女交流が多い
●風通しの悪い企業に勤務

【フリーライター・亀山早苗氏】
男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、著書に『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など

【恋愛ジャーナリスト・おおしまりえ氏】
多彩な恋愛経験や取材を重ね、不倫をはじめとする恋愛記事を執筆。著書に『デキたら婚 ダンナより先に子どもが欲しい』

取材・文/週刊SPA!編集部 撮影/鈴木大喜 アンケート/パイルアップ

―[増殖![社内不倫]白書]―