はじめましての方もはじめましてじゃない方もこんにちは。ミニマリストで元スタバ店員の阪口ゆうこ(@sakaguchiyuko___)です。どうもどうも。こう見えて10年ほど勤めていました。
スタバのフード スタバ情報を検索すれば出るわ、出るわ「自分へのご褒美」という胸熱ワードが。日々、仕事を頑張る自分へ。資格試験を終えた自分へ。何か困難を乗り越えた自分へ。今回は元スタバ店員の私が、ご褒美を“さらにスペシャルなご褒美”にする方法をお教えしちゃいます。

◆スタバのフードはいつでも飽きない仕様

 スタバで美味しいのはドリンクだけではない。今回はフードに注目してほしい。スターバックスの店舗に入ると、レジの付近にサンドイッチやスイーツなどの、コーヒーに合いそうなフードがずらずらと棚やガラスのケースに並べてある。

 そのフード類は、シーズンごとに内容が変わって、どの時期に行っても新しい発見に出会えるようになっている。

 夏場であれば、口の中がさっぱりしたようなフルーティーなケーキであったり、バレンタインの時期にはチョコレート味の焼き菓子が多く並んでいたり、ホットサンドやサンドイッチなども季節ごとに具が変わるようになっていて、飽きる暇がない。

◆定番商品も頑張ってる

 しかし一方で、季節も時間帯も問わず、何十年も愛され続ける定番と呼ばれるフードもある。その中でフォーカスしたいのが「シュガードーナツ」である。このシュガードーナツこそスターバックスの定番オブ定番、店員の中でも群を抜いて人気の通称「シュガド」だ。

 もっちもちの生地とシャリっとしたアイシングの食感、わずかな塩味が「永遠に食べられるんじゃないか」と思わせるシンプルドーナツ。

 決して主役になろうとする出しゃばりフードではなく、スタバの濃いめのコーヒーとバランスをとって絶妙なペアリングを楽しませてくれる、天晴れの名バイプレイヤースイーツだ。280円也。

◆シュガドを温められるの知ってた?

 決して大々的に温め行為は推奨されていないけど、ドーナツは絶対に一度は温めてほしいと願う私だ。お店には業務用のオーブンが置いてあり(オーブンがないお店もあります)、温め専用商品のホットサンドや、キッシュなどが温めてもらえるようになっている。

 スコーンや甘系のパンなど、温めても温めなくてもよい商品に関しては、購入の際にレジで「温めはいかがなさいますか?」と聞かれる。当たり前だが、チルド系のケーキや温め不可の商品には、レジでは何も言われない。

 ――そして、シュガードーナツも何も言われない。しかし、勇気を持ってこう言って欲しい「温めてください」。裏技ではないが、表向きに言われないだけでシュガードーナツは温めることができるのだ。

「上のアイシングが溶けますが、よろしいですか?」。そう断りを入れる店員も少なくないだろうし、そんなふうに言われると「え! 美味しくなくなっちゃうの!?」と、こちらの心も大きく惑わされるだろう。

 しかし、問題はない。親指を立てて「大丈夫です」とお答えください。というのも、アイシングが溶けるのが最高においしいのだから!

◆店内で食べてもらうのをおススメする理由

 お店によって提供の仕方は多少違いがあるかもしれないが、店内でのお召し上がりであれば、お皿に直接乗せてフォークとナイフを添えてくれるだろう。

 いつもなら手でつかんで食べるから、ハイペーパーという包み紙に包んでもらえるのだが、温めたシュガードーナツは「ドーナツだったというプライドはどこにいったんだ!」と一喝したくなるくらいやわらかくなる。まぁそれが美味しいんだけど。

 つまりは熱いし柔らかいしで、手で食べるには不向きになるからお皿での提供になるのである。

 あたたかいうちにナイフとフォークを使って1口サイズに切り分けて口に運んで欲しい。温めることでいつもより甘い香りが立ち、熱で溶けたアイシングがドーナツの生地と一体化して、噛むたびにジットリとした食感が楽しめる。

 そのまま温めないで食べてももちろんおいしいのだが、温めることでまったく別のフードに変身して特別感が増し、幸福度はいつもの5割アップ。

 持ち帰り用にオーダーするといつものようにハイペーパーに包んでくれるが、持ち帰っている間に冷たくなって、元のドーナツよりも固くなってしまうリスクがあるので、是非ともすぐに食べるのをおススメしたい。

◆ここまできたら…

 表向きに、温め商品ではないシュガードーナツを「温めてください」と言えるあなたには、ここでもうひと頑張りしてほしい。+税込55円(店内利用、持ち帰りが54円)で至福。しかも追加料金は取られないので、エクストラホイップでキャラメルソースもしくはチョコレートソース掛けをおススメする。

 甘味の奥にわずかな塩味を感じるあったかいドーナツの生地と、クリーミーで冷たいホイップと攻撃的な甘さのキャラメルソースの競演。あったか! つめた! 甘! しょっぱ!

 気づいたら、無意識で目をつぶって宇宙を感じて、産んでくれた母親に感謝していること間違いなしです。ちなみに私は毎回そうなります。

 自分へのご褒美という素敵なイベントの選択肢に、「温シュガド」を入れてみてください。5割アップの幸福の後には、意欲も5割アップになっているはずです。

<TEXT/阪口ゆうこ>



【阪口ゆうこ】
1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。 Instagram:@sakaguchiyuko___