俳優中川大志(25)が8日、都内で、16日スタートのドラマ「滅相も無い」(MBS系火曜深夜24時59分、TBS系火曜深夜25時28分)完成披露トークイベントに、染谷将太(31)上白石萌歌(24)森田想(24)らと出席した。

同ドラマは第67回岸田國士戯曲賞、第30回読売演劇大賞演出家賞部門優秀賞など舞台作家として注目を集める加藤拓也監督(30)が監督・脚本を務める。舞台は巨大な“穴”が現れた日本。入るか悩む8人の男女がお互いの人生を語り合う、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマ。

過去に加藤監督の舞台を拝見したという中川は「撮影を楽しみにしていて、リアルと非現実が隣り合わせにある世界観、自分たちの日常にも訪れるかもという切り口がすごく好き」と絶賛した。

同ドラマには窪田正孝、堤真一らも出演する。撮影について「芝居がうまい人しかいないので現場でドキドキしちゃって、刺激的な現場でした」と振り返り「加藤監督の紡ぐ言葉や世界観を自分で解釈して落とし込めたらと思っていました。新しいエンターテインメント、物作りができた時間でした」と喜んだ。

染谷は「虚構と現実の微妙な距離感を表現されていて、虚構があるから現実が迫る作品。なかなか感じたことない体験ができると思います」とアピールした。