X JAPANのYOSHIKIが過労で倒れ、都内の病院に入院していることが分かった。26日、所属事務所が発表した。YOSHIKIは、16日(日本時間17日)に米ドジャースタジアムでのピアノ演奏を披露したのち、撮影のために今週帰国したばかりだったが、予定していた撮影は急きょキャンセルしたという。現在YOSHIKIは医師のもと、検査を受けながら安静に休養しているという。

この数カ月は世界中を飛び回り、過密スケジュールをこなしていた。昨年9月には、自身初の監督作品映画が世界各国で公開。同月には米チャイニーズ・シアターにて自身の手形・足形を刻印し、10月には日英米でクラシカルワールドツアーを開催した。11月には、THE LAST ROCKSTARSとして有明アリーナで3日間にわたるライブを開催。2月には自身がデザイナーを務めるハイファッションブランドがデビューを飾っていた。

スケジュールの合間を縫って、世界各国とのミーティングや、レコーディング、さらに年末には大型音楽特番やNHK紅白歌合戦などのメディアにも出演。肉体的な疲労だけでなく、22年5月には母親が死去し、同年11月には自身がプロデューサーを務めるボーイズグループ「XY」のメンバーであるYOSHIが事故死。そして、23年10月にはXJAPANのメンバーであるHEATHさんが死去するなど、精神的にかかる負担も大きかったようだ。