俳優でタレントの中尾彬さんが心不全のため、亡くなったことが22日、分かった。81歳だった。

脳科学者の茂木健一郎氏(61)がX(旧Twitter)を更新し中尾さんを悼んだ。

茂木氏はツーショット写真を添え「中尾彬さんのお写真がネットに出て、まさか!と思いましたが、本当に悲しいです。。。」と悲痛な思いを吐露し「フジテレビ『ベストハウス123』などで、本当にお世話になりました。湯島の中尾さんも行きつけのバー、エストでご一緒したことも何度もあります」とプライベートでの交流も明かした。

「私が心から尊敬する落語家さん、金原亭馬生さんの娘さんでいらっしゃる池波志乃さんとごいっしょになられて、古今亭志ん生さんや古今亭志ん朝さんのお話しもあわせて、いつも心の底を動かされながら拝聴しておりました。沖縄が大好きだった中尾さん。一度那覇のおいしい沖縄そばのお店を教えていただいたこともあります」「『ねじねじ』で有名となったあのファッションセンスには、中尾さんの類いまれなるセンスが表れていたと思います。いろいろなことをご存知で、人間を深く愛し、すばらしい趣味をお持ちの、本当に類いまれな方でした。こんなことになるなら、遠慮せずに、もっとご連絡して、いろいろお話をうかがっておけばよかったと、悔やまれてなりません」と生前のエピソードを明かし、名優の死を悔やんだ。

続けて「写真は、『ベストハウス123』でご一緒した、ライフセイバーの飯沼誠司さんと、中山エミリさんの結婚式の際に撮影したものです」とツーショット写真を説明し「ここに、生前のご厚情に深く感謝し、中尾彬さんの御冥福を心からお祈りいたします。ご一緒した時間で教えていただいたこと、これからもずっと忘れません。ありがとうございました。茂木健一郎拝」と自身の名で投稿を締めくくった。