性加害疑惑報道で文藝春秋と係争中の松本人志(60)の留守を守るかたちで、「ダウンタウン」の冠番組をピンで支えている相方の浜田雅功(61)。しかしここへきて、いよいよ崖っぷちとなってきたようだ。

 12日には、大阪・万博記念公園で行われた自身の番組発である音楽フェス「ごぶごぶフェスティバル」に出演した浜田。小室哲哉(65)との音楽ユニット「H Jungle with t」で、29年ぶりに、往年のヒット曲「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」を披露。集まった観客を熱狂させた。自身の5月11日の誕生日のタイミングで、奥田民生、コブクロ、東方神起、PUFFY、三浦大知、きゃりーぱみゅぱみゅ、倖田來未、湘南乃風、SixTONESら超豪華アーティストを出演させ、権勢を誇示しているようにも見える。浜田を知るさるキー局関係者はこう話す。

「浜田さんは焦っているんですよ。松本がいない自分は、いずれ“用済み”になる可能性があることは薄々わかっている。年明けの松本の活動停止以降、人が変わったように周囲のスタッフに優しくなったと業界人は口を揃えます。このタイミングで30年前のヒット曲にすがるのも、ピンでの出演番組の盛り上がりを演出し、いずれピン芸人として延命を図りたいという意図もあると思います」

 事実、3本あるコンビでの冠番組(「ダウンタウンDX」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」=ともに日本テレビ系、「水曜日のダウンタウン」=TBS系)のうち、「ガキ使」は、視聴率不振とプロデューサーの借金トラブルで今秋の改編での打ち切り検討対象になっているという。残る2本はどうなのか。

「『ダウンタウンDX』は、松本なき後も視聴率は横ばいですが、やはり松本メインの番組で、浜田ひとりのトークでは心もとないのでリニューアルが検討されています。『水ダウ』のほうは、過去の回がTVerで好調ですが、最近はネタ枯れ気味。いずれにしても、秋には、松本が復帰できるのかできないのか、そのめども立つ。その動きを見てということになりますが、松本不在のまま、いつまでも番組継続ということはないでしょう」(同前)

 このままでは明らかにジリ貧の崖っぷち。今まで松本に負う部分が大きかった浜田にとって、3万人の観客の前で歌った「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」は、今の自身の心情そのものかもしれない。