現在、活動休止中のアイドルグループ・嵐の松本潤(40)が今月30日付でSTARTO ENTERTAINMENT社(以下スタート社=旧ジャニーズ事務所)から独立することをHPで発表した。松本は、先に退所した二宮和也(40)同様に「嵐メンバーとしてのエージェント契約は継続する」としているが、業界関係者でこの言葉を額面通り受け取るスタッフは皆無だという。

「嵐の再結成はSMAP以上に厳しいとされています。まず嵐メンバーにグループ活動をするメリットがない。櫻井翔は『news zero』のキャスター業で多忙。二宮はドラマやバラエティーに、相葉雅紀も自分の冠バラエティー番組でスケジュールが埋まっている。松本も今回の独立発表を機にNHKや配信系ドラマなどに内定したとの話です」(芸能プロ関係者)

 さらにこんな話も囁かれている。

「スタート社の福田淳社長が嵐の復活コンサートを画策したが、スタッフの賛同を得られずに企画が流れたといわれている。残っている数少ないスタッフ陣は嵐メンバーのテンションの低さを知っているからです」(事情通)

 昨年10月に独立を公表した二宮に続く松本の独立。3人の残るメンバーもいずれ独立すると見られているという。

「嵐のメンバーにとってスタート社に残るメリットはない。相葉も独立した方が仕事の幅は広がり手取りも増える。櫻井は俳優業を断念しキャスター業に専念する意向を固めている。大野はもはや一般人になりつつある。ファンの期待をヨソに、嵐は“事実上の解散”と見る見方は強まっています」(前出の芸能プロ関係者)

 そして大野を除く嵐のメンバーらが常にその動向を意識しているのがNHKの存在だという。スタート社にいたら“旧ジャニーズのタレントの新規起用は見送る”と公言しているNHKからの仕事がもらえないことを危惧しているようだ。実際に性加害報道後に独立を表明した二宮は独立後に大河ドラマ「光る君へ」への出演が早々に決まっている。

「実は二宮と時を同じくして旧ジャニーズから独立した岡田准一や生田斗真もNHKからの仕事依頼がなくなることを恐れ、先手を打ったんです。マツジュンもNHKで仕事がしたいからスタート社を見限ったのだと思います」(制作会社プロデューサー)

■King & Princeも新会社設立

 スタート社に所属するタレントらがNHKにこだわる理由はもう一つあるという。

「ギャラと知名度、さらにクオリティーが高いからですよ。制作費は民放と比較すると潤沢です。ギャラが安いといわれているがそれは昔の話です。ドラマの出演料は、配信やBSなどの再放送分を含めると1話あたり200万円を超えるんです。しかも、NHKドラマは世界的な高評価を得ている。ネットフリックスやアマプラなどのプロデューサーの目に留まる機会も多くなる。だから我こそは思う所属タレントは、スタート社から距離を置きたくなる流れは必然だと思います」(前出の制作会社プロデューサー)

 そんな中、King & Prince(永瀬廉=25・髙橋海人=25)が23日、2人で「King & Prince株式会社」を設立し、スタート社とは、グループとしてエージェント契約を結んだことを発表した。

「今後も、旧ジャニーズの所属タレントたちが、エージェント契約に切り替えるなど、スタート社とは距離を置く流れは続くでしょう。福田淳社長は、タレントの自由を尊重する立場ですから、その流れはますます強まる可能性は大きいです」(前出の芸能プロ関係者)

 どうやら嵐メンバーやキンプリ以外にも、スタート社からの独立が続きそうな気配だ。