今期のGP帯連ドラは、川口春奈(26)主演の「着飾る恋には理由があって」(TBS系=火曜夜10時)をはじめ、火曜から金曜まで5作品が“恋愛もの”でひしめいている。

 世帯視聴率では、石原さとみ(34)&綾野剛(39)の組み合わせで注目された「恋はDeepに」(日本テレビ系=水曜夜10時)だけが初回2ケタだったものの、第2話以降は1ケタに。

「4〜5%台を出すドラマもあるくらい、恋愛系のドラマは苦戦しています」(テレビ誌記者)

 そんな中で健闘しているのが、北川景子(33)主演の「リコカツ」(TBS系=金曜夜10時)だ。番組公式HP には〈出版社に勤務する編集者・北川景子と自衛官一家の長男・永山瑛太が送る離婚から始まるラブストーリー…?〉とある。

 ネット上では〈北川さんがとにかく美しい〉〈瑛太さんがかっこいい〉などとメインキャストに関する声が多いが、中には〈期待していなかったけど、いつの間にか引き込まれた〉〈安心して素直に楽しめるドラマ〉〈親世代の離婚もポジティブに考えられる〉などとドラマ全体を評価する声も散見する。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ラブコメとホームドラマを織り交ぜたバランスが、さすがTBSという感じです」と、こう続ける。

「北川さんと瑛太さんがどうなるの? それが話の中心ですから、大きく分ければ“ラブコメ”かもしれませんが、2人を取り巻く家族のキャラがしっかり描けていて、ホームドラマとしても楽しい。“ジェンダー的”にどうかと思うような部分もあるけれど、それがあまり気にならないのは、構成やテンポの絶妙さなのでしょう。特に瑛太さんがいい味を出していますね」

 その永山瑛太が演じる無骨な自衛官にグッとくる女性視聴者も多いようだ。

「仕事で頑張っていると、いまだに残る昭和っぽい男尊女卑の価値観にウンザリすることも多々あるのが現実。その一方で、“守られたい”という願望は多くの女子にあることです。コロナ禍で不安も大きい今、瑛太さん演じる“コウイチ”のたくましさと不器用さに無意識にひかれてしまうのは必然かも」(女性誌ライター)

 前出の亀井氏も「確かに『リコカツ』の瑛太さんを見て、1978年の映画『野性の証明』で自衛官の味沢を演じた高倉健さんを思い出しました」と話す。

 北川の父親役だった佐野史郎(66)が病気で降板、第4話から急きょ平田満(67)が代役を務めるというハプニングもあったが、何とか乗り切って21日には第6話が放送される。その頃には「瑛太さんに〈守られたい〉という女子がさらに増えそうな予感」(前出の女性誌ライター)なんて声もある。