佐々木希(33)にとって6年ぶりとなる舞台『酔いどれ天使』(明治座)が9月20日に幕を閉じた。公演中日の11日、筆者は会場の様子を窺ってきたが、公演がスタートした初めての週末は、朝からあいにくの小雨まじりの空模様。にもかかわらず、午前10時過ぎには当日券を求めて、チケット売り場の前には長い行列ができていた。73年前に公開された、黒澤明監督の同作品の根強い人気を思い知らされる場面でもあった。

 マチネを終えて会場から出てくる観劇者を取材していて、意外と多かったのが主人公の若いやくざ(桐谷健太)に思いを寄せる幼馴染"ぎん"を演じた佐々木に対する賞賛の声だった。佐々木はこの舞台に出演する際、髪をレトロなパーマヘアーに変えて役作りをしたのだが、この髪型が観劇者には思いのほか好評のようだ。「希ちゃんが昭和レトロの空気を醸し出していて凄く良かった」「彼女はやんちゃな男性に憧れる役を演じると独特のオーラを出すから観ていてドキドキした」といった感想を口にする人がいた。

 これまで、佐々木については、"台本棒読み"とか"大根"とか、専門家たちに度々指摘されていたりもしたが、今回の舞台では見違えるほど演技に深みを増していた。演出家・三池崇史氏(61)の、1カ月強に渡る猛特訓の成果だろうか…。

■複数のマスコミ車両を確認

 ただ、佐々木の舞台出演を取材して、「これは尋常な状態ではない」と実感したことがある。この日、佐々木は開演1時間半程前に明治座に入ったのだが、同施設の駐車場に入る彼女の移動車の後に、複数の追跡取材をするマスコミ車を筆者はこの目で確認した。芸能マスコミが佐々木の周辺で何かを探っているのは明らかである。

『酔いどれ天使』の公演は、月曜日の休演日を除いてほぼ毎日行われているのだが、連日公演終了後になると、佐々木の移動車を先頭に、清洲橋通り界隈が"大名行列"のような状態になる。

 そして、この公演とタイミングを合わせるかのように、『女性自身』(9月21日号)が、3歳になったばかりの長男を都内の保育園から別の幼稚園に転園させたと報じた。子供の転校・転園は、"家族の何らかの変化"を意味するのが芸能ニュースの常識だ。

■高校までの通算学費は3000万円超

 この幼稚園は小中高までの一貫校で、学費だけで年に200万円近くかかり、高校を卒業するまでの通算学費が軽く3000万円は超えるという。

 この記事で筆者が気になったのは、幼稚園へのお迎えの際に渡部が車から降りようとしなかったことである。セレブたちが通う幼稚園の中には、両親のしっかりとした挨拶を求める園も少なくない。

 もう一つ、引っ掛かるのが、佐々木が約4億円のマンションを現金一括購入したとされる「女性セブン」(7月15日号)の報道だ。2つのニュースを重ね合わせると、今、渡部・佐々木夫妻の間では何かしら"大きな変化"が起こっていると読み取ることができる。

 筆者が明治座で目撃したマスコミ車両はこれらを追いかけていたのか?

「16日に佐々木が出演するファンケルの新CMが情報解禁になりましたが、この仕事も佐々木側からの積極的な働きかけによって実現したともっぱらです。夫の渡部の収入が途絶えてから1年以上が経過しますから、『もしかしたら家計が大変なのかもね』と案じる声もありました」(CM関係者)

 家計が大変な家族が4億円の新居を購入したり、息子をセレブ幼稚園に転園させるのも不思議に聞こえるかもしれない。マスコミ車の大名行列はその疑問を解き明かそうとしていると考えるのが妥当だ。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)