ミスをしたので頭を下げる――それ自体は当然だが……。

 19日、DeNAの三原球団代表が、新助っ人のロメロ(元ツインズ)らの入団会見の席で異例の「謝罪」を行った。

 もっか8連敗中と泥沼のチーム状況について、

「最大の原因は外国人選手の入国が遅れたこと。三浦監督には戦力面、環境面を整えられず、大変申し訳なく思っています」と平謝りである。

 コロナ禍による入国制限があったとはいえ、開幕時に助っ人全員不在はDeNAのみ。他球団が対策を取って既存助っ人を開幕メンバー入りさせる中、フロントの不手際が責められていた。

 とはいえ、謝罪するのが早すぎないか。三浦新監督は球団から高く評価されており、2年契約ながら三原球団代表も「1年でも長くやってほしい」と長期政権が期待されている。仮にシーズン終了後、「成績が振るわなかったのは我々フロントの責任」と言えばまだ、かばいようがあったものの、その手札を4月早々に切ってしまったのだ。

 なにせDeNAは窮地から脱したわけではない。19日現在、借金12で最下位ロードをばく進。待望の助っ人、ソトやオースティンが合流しても負の流れを止められない。先発として期待されているMAX161キロ右腕のロメロは順調なら5月中の一軍合流だという。助っ人が勢ぞろいしても巻き返せないとあれば、責任の所在がどこにあるかは言うまでもない。

 フロントの“早漏謝罪”で後がなくなった三浦監督。「その時」は案外早くやってくるかもしれない。