【棋聖戦】藤井聡太棋聖が6連覇へ好発進 タイトル初挑戦の杉本六段退ける 第2局は18日
日刊スポーツ6/3(火)19:16

6連覇を目指して杉本和陽六段の挑戦を受ける藤井聡太棋聖(日本将棋連盟提供)
<ヒューリック杯第96期棋聖戦5番勝負>◇第1局◇栃木県日光市「日光金谷ホテル」
藤井聡太棋聖(22)がタイトル戦初登場の杉本和陽(かずお)六段(33)を迎え撃つ、将棋のヒューリック杯第96期棋聖戦5番勝負第1局が3日、栃木県日光市「日光金谷ホテル」で行われた。午前9時から始まった対局は、振り飛車党杉本の三間飛車に対し、居飛車穴熊に組んだ後手の藤井が難解な終盤を抜け出し、6連覇に向けて好発進した。第2局は18日、兵庫県洲本市「ホテルニューアワジ」で行われる。
師匠の故米長邦雄永世棋聖譲りの「泥沼流」で粘る挑戦者を、藤井が振り切った。タイトル戦では一昨年4〜5月の叡王戦、24年1〜2月の王将戦で菅井竜也八段の挑戦を受けて以来の対振り飛車党戦。用意の作戦か、正午の昼食休憩まで持ち時間4時間中、わずか40分消費の杉本に対し、1時間53分も使った。午前中は慎重だった。お互いの玉の頭を攻め合う勝負どころで、瞬発力を発揮した。
2日の前日移動では東武鉄道の最新型特急「スペーシアX」1号車で、車窓からの全面展望を楽しんだ。盤上では勝利への景色を描いて展望を立てた。タイトル獲得通算30期に向け、シリーズの展望が開けてきた。







