小泉進次郎農相、コメ「作況指数」公表の廃止表明 生産現場の「実態と合わない」

日刊スポーツ6/16(月)18:31

小泉進次郎農相、コメ「作況指数」公表の廃止表明 生産現場の「実態と合わない」

コメの作況指数の廃止について、報道陣に発表する小泉進次郎農相(撮影・中山知子)

小泉進次郎農相は16日午後、農水省で取材に応じ、コメ(水稲)の収穫量が多いか、少ないかを示す指標として約70年前から毎年秋に行われてきた「作況指数」の公表を廃止すると発表した。

「コメの作況指数が、生産者の皆さんの実感とズレてきた」として、その背景として、最近の気候変動などの影響に触れ「作況指数の算出に使っている過去30年のトレンドを踏まえた数量との比較では、生産現場の実態とは合わなくなってきたことが挙げられる」と指摘した。

今後については、収穫量の調査は続けるとして「人工衛星やAIなども活用しながら精度を向上させ、農業政策の新たな基盤を確立していきたい」と、述べた。

コメの「作況指数」は、農作物のうち、主に穀類や豆類について、10アール当たりの平年収量(平年値)を100として、その年の収量を表す指数。数値によって「良」「やや良」「平年並み」「やや不良」「不良」の5段階で示され、メディア報道などで消費者にも聞き覚えのある指数だ。

一方で、2024年産の作況指数は「平年並み」とされ、農水省はコメの生産量は足りているとしているが、生産や流通の現場からは実態とは異なるのではないか、という指摘が出ていた。

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