小泉進次郎農相「賛否両論あることは承知の上で…」就任1カ月振り返り「結果は出てきている」

日刊スポーツ6/20(金)11:36

小泉進次郎農相「賛否両論あることは承知の上で…」就任1カ月振り返り「結果は出てきている」

小泉進次郎農相(2025年5月)

小泉進次郎農相は20日の閣議後会見で、江藤拓前農相の後任として5月21日に就任してから1カ月となることに関連し、この間に出した成果と今後の課題について問われ「今、米価高騰を落ち着かせることについては、結果は出てきているととらえている」と、述べた。

「どのように見ていただくかは、メディアのみなさんと国民のみなさんにご判断いただくことなんだろうと思います」とした上で「賛否両論があることは承知の上で、この局面は政治判断で局面を変えていかないといかないと思ってやった」と、随意契約による政府備蓄米放出など、この1カ月の間に矢継ぎ早に繰り出した政策に言及。「日本全体がデフレから適度なインフレと成長する経済の方向に歯車が回り始めた時に、急激に高騰するコメが足かせとなって経済全体が停滞してしまうようなことにならないようにしたい、という思いがある」と述べた。 その上で「私が大臣になる時は、この高いコメをどうやって下げるかという声が圧倒的だった。今は、下がりすぎたらどうするかに変わってきた。なかなか下がらなかったこの局面が、下がるというふうに消費者心理も世論も変わってきたし、マーケットも変わってきた」と、流れの変化を主張。「そうならなければ結果は出ないと思っていたので、実際にマーケットの水準を見ればスポットでも3週連続で下がっているし、我々が発表するPOSデータ、昨日発表した(新たな民間企業)2社のデータでも下がっている」と、自身が就任後に現れた「結果」を訴えた。

その上で「ただ去年、『新米が出てくれば(価格安定は)大丈夫です』と言って、大丈夫ではなかった。ここで楽観視するわけにはいかず、戒めも持ちながら手を緩めずに挑んでいきたい」と、新たな意欲を示した。

石破茂首相が、国会答弁などでコメ価格の全体を3000円台に下げると述べたことを問われると「総理から言われたことは重い。その方向に少しでも近づける努力を重ねないといけない」と述べた。

進次郎氏は19日、これまでに放出した政府備蓄米の販売実績がデータに反映されていないとして、新たに民間の調査会社のデータを利用したコメの全国店頭平均価格を2種類公表する試みを始めた。そのデータの内容を念頭に「北海道、信越、東北では平均が3600円、3700円になってきた。全体の平均はまだ3000円台にはなっていないが、地域によってはすでに3000円台に入っている」と指摘。「この広がりどう加速させ、結果、平均3000円台に1日も早く近づけるかが次の段階だと思う」とも述べた。

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