ソフトバンク和田毅投手(43)が20日、改めて軽傷を強調した。

19日の2軍広島戦で左足親指裏のマメがむけたため、4回途中で降板。一夜明けたこの日は、ペイペイドームで1軍オリックス戦の試合前練習に参加し「大丈夫です。3回ぐらいから違和感があって、テーピングを巻けばいけたと思うんですが、やめとこうかという話しになっただけなので」と大事を取っての交代だったと明かした。

この日和田は、今季の主催公式戦で20年ぶりに復活する「白の奇跡」ユニホームの手渡しイベントに出席。04年7月19日の同イベントオリックス戦に先発し、1失点の完投勝利を挙げたのが和田だった。「その試合はオリックスの谷さん(谷佳知)にホームランを打たれたんですけども、その1本だけで(打者)28人で終わったんですよ。1安打完投だったので。谷さんのがなかったら完全試合もあったのかなって思った試合でした」と当時を懐かしんだ。