<ヤクルト2−0広島>◇15日◇松山

ヤクルト高津臣吾監督(55)が、プロ野球史上初となる新人のデビュー戦で無四球&2桁奪三振&完封勝利を飾ったドラフト2位ルーキー松本健吾投手(25)をねぎらった。

「ちょっと失礼な言い方になるけど、びっくりしたなあ。あそこまでやると、やってくれると思っていなかったので、きょうは明日ゲームもないし、どうやって継投していこうか、つないでいこうかということばっかり考えていて、まあでも、全く不安を感じさせることのない素晴らしいピッチングだったね」とうなずいた。

3回まで散発3安打。4回以降はパーフェクトで118球で締めた。高津監督は「ピッチングになっているね。カウント球であったり、勝負球であったり、ここは絶対に低めに集めなきゃいけないとか。基本的には低く集まるタイプではあるけども、バッターとの駆け引きであったり、そういうちゃんとゲームをしているように、ピッチングのゲームをしているように感じたね。なかなか、あまり褒めすぎてもあれだけど、なかなかあそこまで駆け引きできる新人ピッチャーっていないんじゃないかなと思って見ていた」と評価した。

試合後には、亜大の後輩にあたる松本健を笑顔で出迎えた。「すげえなって言ったら、『亜細亜魂です』って訳のわからないこと言っていたよ(笑い)」。報道陣が亜細亜魂と言うと「亜細亜魂なんで(笑い)。まあスカウトさんが一番喜んでいるんじゃないかな。今年に関してはね。3人(1位西舘、2位松本健、3位石原を即戦力で取って、なかなか出られない中で、松本がいきなり完封するわけだから。良かった、良かったなあと思いますね」と笑った。