鷹の負けない左腕が交流戦明けもフル回転を誓った。

ソフトバンク大関友久投手は今季ここまで無傷の4勝。防御率2・08と抜群の安定感を見せる。「負けもついていないですし、状態も悪くはないと思います。シンプルに自分の状態を上げながら、もっと勝ち星を増やしていきたい」と貪欲だ。交流戦は3試合に先発し2勝0敗。開幕から好調をキープする。

「今年は1つのテーマにしている」。1つの目標にローテーションで回り続けることを掲げる。先発に定着した直近2年は夏場に離脱。昨季はちょうどこの時期に体調不良で戦列を離れた。「2年間先発をやらせてもらってますけど、どっちも夏場はいない。1年間を投げ抜きたい」と強い決意をにじませた。

この日はタマスタ筑後でキャッチボールなどで調整した。リーグ戦再開へ向け「イニングも伸ばしながら勝っていけるように」と力を込めた。