<日本生命セ・パ交流戦:阪神2−1日本ハム>◇18日◇甲子園

阪神が雨天中止となっていた日本ハム戦第3戦で劇的なサヨナラ勝ちを収め、交流戦を白星で締めた。これで今年の交流戦を7勝11敗で終えた。この日行われたのは同戦だけで、首位広島とは2・5ゲーム差に縮まった。岡田監督の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇

−最後は相手のバッテリーエラーという結末

「まあ、向こうのミスでね。その前もですけどね」

−試合全体を通して

「もうね、1ー0かね。きょうは9回で、1ー0で勝つしかないなと思ってたから。ちょっとあっこもね、不用意に初球だったしねえ。歩かせてもいい場面だからねえ。もったいなかったですけどね。だから、11回までいったのかな」

−1ー0という話だったが、近本のタイムリーだった

「いやいやもう、走塁ミスばっかりで、いかないから、4つよ。今日ね。だからまあ、なんとか村上も飛ばしていたし、ずっと勝ちが付いてないから、5回でも勝ちを付けてやろうと思って(代打・原口を送った)。いい当たりじゃなかったけど、ファウルフライでも打って、あそこで(点を)取っていたら、もう2点取れているところやけどね、走塁の面を普通にやればね」

−梅野の打席でセーフティースクイズも仕掛けた。

「いやいやもう、点を取れないから。セーフティースクイズっていうても、正面だったら別にスタートを切らなくていいじゃないですか。そう考えたら5つやね。走塁ミスは」

−村上の投球

「勝ってないから何とか先に点やらないというかね、そういう姿が見えてて、球数も多かったけど、何とかねあそこ、初めてのチャンスでね、あそこでね、1点に終わったからね、もう1点ね、ほんとは2点欲しいからね、1点やったら村上打たせたらいいじゃないですか。1点しかとらなかったから、こういう展開になったと思うんだけどね」

−リリーフの投入も早かった

「いやいや、ゲラがいないからね、6回からだとしんどい部分もあるんだけど、なんとかね、つないでつないでね、ちょっと初球は不用意やったと思うけどね、清宮ね、代打ね、2アウトでね、バッター考えてもね、左バッターで」

−交流戦を振り返って

「まあね、交流戦入る前から打つ方がね、もうこれ言うた通りね、パ・リーグのピッチャー、なかなか今の状態でなかなか打てんいうのは、その通りの交流戦なったけどね。まあね、負け(越し)4つになったのかな。おーん。まあ4つ言うてもねえ、去年も3つ負け越してたから、そんな変わらないんだけどね、なんかものすごい負けてるような感じになってるけど、まあよくしのいだと思いますよ、このまま負けでね、はっきり言うて。今のチーム状態から行くとね、おーん」

−リーグ再開、どういう阪神の野球を見せていく

「いやいや、もうね、今度はね、ある程度分かってるピッチャーというかね、対戦のあるピッチャーと当たるし、ねえ。もう1回やっぱり気持ち切り替えてね、おーん、自分の役割というか、おーん、そういうのが全然ねえ、できてない部分も多いからね、だからやっぱり点取れない部分があると思うんで、そのへんの修正ですね、はい」

(ペン囲み)

−勝ってもこんな感じでは

「ひどいなあ、しかし、ええ。こんなにミスするやんな」

−ずっとミスを指摘していた

「だから結局は役割というかね、それはランナー出たら1つでも前の塁とか、それが仕事なわけやから、そんなん当たり前のことやんか。ヒット打てと言うてないんやから。それができないんやからなあ」

−近本の適時打で二塁走者がかえってこない

「あんなん、完璧ミスやん。ツーアウトで満塁でセンター前のゴロのヒットで何でよおかえってけえへんの」

−なぜかえれなかった

「知らんよ、そんなん俺に言うても」

−森下は万波の強肩を警戒したか

「あの体勢で捕って投げれるか、ホームにストライク。なに考えてるんや、ホンマ。こないしてグラブ伸びたような捕り方で。そんなもん、肩が強かったら全部ストップやんか」

−監督がよく言う感性

「簡単やんか、行けいうたら終わりやんか。行くか行かんかやんか、走塁なんか。行く勇気がないわけやろ、結局は。コーチも行かす勇気がないんやろ、藤本が止めてるんやろ」

−勝ったが、反省の多い試合に

「勝ったとかは、そんなん何もないわ」