<ドジャース6−4ダイヤモンドバックス>◇20日(日本時間21日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(29)が、第1打席で相手の意表をつくセーフティーバントを決めた。

1回1死、左腕マンティプライと対戦。初球でいきなり、三塁線を狙ってバントした。同投手に捕球されたが、一塁への悪送球を誘った。

得点にはつながらず、この日は3打数1安打。ロバーツ監督は大谷のセーフティーバントについて「彼は打球が強く、(相手の三塁手)スアレスが後ろに守っていたからバントを試みた。どれだけ彼の足が速いことか。思ったようにはいかなかったかもしれないが、私はその過程が好きだ。あの状況では、バントがいいプレーだった」と話した。

守備位置を見て、大谷が判断したセーフティーバント。ロバーツ監督は「とても驚いた」と笑い、10点満点の評価では「おそらく…2点。だが、結果(内野安打)は10点だ」と目を細めた。