松井裕樹が緊急登板でメジャー初セーブ「なにがなんだか…」大谷翔平への死球で守護神退場後に
日刊スポーツ6/20(金)14:32

パドレス松井(6月17日撮影・滝沢徹郎)
<ドジャース3−5パドレス>◇19日(日本時間20日)◇ドジャースタジアム
パドレス松井裕樹投手(29)が、不穏な空気が漂う一戦で緊急登板して試合を締めた。
パドレスが5−2とリードした9回2死三塁、守護神スアレスが3ボールから大谷翔平投手(30)の右脇腹へ死球。この日は死球を巡って9回表にシルト監督とロバーツ監督が退場処分、警告試合が宣告されており、スアレスは退場となった。
松井はこの場面でスクランブル登板すると、ロハスに四球。ラッシングへカウント2−2からワンバウンドのスイーパーを投じたが、これが捕手マルドナドのプロテクターの中に入り、捕手の失策で1点を許した。
それでも松井は、フルカウントから直球でラッシングを空振り三振に仕留め、試合を締めくくった。これがメジャー初セーブとなった。NHKBSのインタビューでは「なにがなんだかわからない感じだった。どんな気持ちも何もって感じで…。何とか抑えられました」と話した。
▼松井がパドレス移籍後初セーブ。大リーグでセーブを挙げた日本人投手は24人目。なお、日米通算では237セーブ目。
▼この試合は山本が敗戦投手。同じ試合で日本人投手がセーブと黒星は、14年6月28日ヤンキース−Rソックス戦以来11年ぶり。同試合は上原(Rソックス)がセーブ、田中(ヤンキース)が完投負けだった。
【4連戦での死球などを巡る経過】
【4連戦での死球などを巡る経過】
◆16日:パ軍シースが2−3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースへ声を荒らげる
◆17日:ド軍トリビノが2−1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観
◆17日:パ軍バスケスが3−2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。
◆17日:ド軍サウアーが8−3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観
◆18日:ド軍シーハンが0−1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1−1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。
◆18日:パ軍コレックが1−3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観
◆19日:ド軍トリビノが0−3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観
◆19日:ド軍トリビノが0−3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる
◆19日:ド軍リトルが0−5の9回無死、パ軍タティスの右手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。
◆19日:パ軍スアレスが5−0の9回2死三塁、3ボールから大谷の脇腹へ死球→スアレスらが退場










