<高校野球春季関東大会:帝京12−5花咲徳栄>◇準々決勝◇21日◇上毛新聞敷島球場

両軍2桁安打の乱打戦を帝京(東京1位)が花咲徳栄を8回コールドで制し、4強進出を決めた。

先制された直後に追くと、なおも2回1死一、二塁で、8番村松秀心投手(2年)が勝ち越しの左越え3ランを放った。村松は「(先制点を)取られてしまったので、自分が打とうっていう気持ちで」と自らを援護。打撃も得意で、高校通算14本塁打目をマークした。

3番奈良飛雄馬内野手(3年)にも2試合連続の1発が飛び出すなど、チームは今大会で6本塁打と長打力で圧倒している。

敗れた花咲徳栄(埼玉1位)は、5回に一挙4得点と反撃したが、あと1本が出なかった。

勝利した帝京は25日、準決勝で白鴎大足利(栃木1位)と対決する。