【神奈川】川和プロ注目左腕の浜岡蒼太「こいつは誰だと思われる投球を」甲子園とプロ、2つの夢へ
日刊スポーツ6/14(土)20:38

ガッツポーズをする川和・浜岡(撮影・寺本吏輝)
春の神奈川大会8強の県立進学校、川和は「未到への挑戦」を掲げて、同校史上初の甲子園を目指す。中心は日米スカウトがマークする左腕、浜岡蒼太(3年)だ。昨秋の神奈川大会で、東海大相模に7回2安打1失点と好投して一気に注目を浴び、春は同8強の原動力となった。
中学生の時点で高卒でのプロ入りが目標だった。弾道測定分析機器「ラプソード」など高度な機械があり、自主練にも積極的に取り組める川和にひかれた。最速146キロの直球と縦横2種類のスライダー、ドジャース山本由伸の握りを参考にしたというカットボールなど多彩な球種を操るが、抑える秘訣(ひけつ)は分析だと語る。進学校らしい「考えてやる」野球をモットーとするチームで、大きく成長した。女房役の佐久間寛太捕手(3年)とは相手打者の特徴や傾向について話し合いを重ね「(今は)持っている球だけで抑えている訳ではない」と自信を持つ。当初はメジャー志望で甲子園にあまり関心がなかったが「プロ野球選手になることと、県立から甲子園に出ることは、いわゆる『どうせ無理』と言われやすいこと。それを乗り越えたい」という平野監督の言葉に心を打たれ、目標が定まった。
初戦は11日の2回戦、小田原と柏陽の勝者に決まった。「自分の投球で圧倒して、他県からこいつは誰だと思われる投球をして勝ちたい」。東大や早慶に卒業生を輩出する県立進学校から甲子園、そしてプロへ。挑戦の夏が動き出す。【寺本吏輝】











