女子サッカーWEリーグのアルビレックス新潟レディースMF滝川結女(24)がクラブ過去最高4位で今季を終え、インタビューに応じた。キャリアハイの5得点を挙げ、チーム得点王。“元気印”でもあるムードメーカーが、さらなる躍進のシーズンへ思いを語った。【取材・構成=大島享也】

   ◇   ◇   ◇

−今季を振り返って

「チームとして本気でトップ3、その先のタイトルを目指してやってきた中で、カップ戦もリーグ戦も目標に届きはしなかったけど、確実に個人としても、チームとしても成長出来た1年だった」

−昨季とのチームの変化は

「練習の時から『勝ちへのこだわり』は増したと感じる。今季からハシさん(橋川和晃監督)に代わって、新しいサッカーになって、どれだけ自分たちのサッカーが通用するのかというワクワク感もあって。そこに結果がついてくるようになって、昨シーズンはなかなか勝てなかったので、勝った時の喜びとかも大きかった」

−プレースタイルの変化もあった

「昨シーズンは『前に前に』みたいなサッカーで、流れの中での得点があまりなかった。今季は『堅守柔攻』の下、速攻もありながら、やめても良い選択も出来た。相手によって後ろからつなぐべきなのか、速く攻めた方がいいのか。そこの判断というのは昨季にはなかったし、それが出来たっていうのは成長した部分」

−キャリアハイの5得点

「自分自身ずっと4点(2季連続4得点)の壁を越えられなかったので、今季は思い切って『8得点』を目標にしていた。そこ(4点の壁)をやっと越えられたので、ちょっと安心しちゃったのはあった(笑い)」

−もっと決められた

「『これ決めていればなぁ』みたいなシーンが多かった。でも4点を超えられたことは自分自身大きいと思っているし、それを来季は何も考えずに臨めるので、もうちょっといける自信にはなった」

−ホーム平均観客数も昨季(810人)から倍以上に増えた(1762人)

「ホームで8勝3敗と大きく勝ち越せて、ホーム6連勝もあって。試合を積み重ねるごとに観客が増えていくのは感じたし、熱もすごかった。昨季は寂しい試合もあったので、そこが一番変わったなって思う」

−来季の目標は

「個人的には2ケタ得点は狙っていきたい。私に任せておけば大丈夫と思われる選手になりたいし、ならなきゃいけない。まだまだ実力的にも難しいところですけど、1つずつレベルアップしていきたい」

◆滝川結女(たきかわ・ゆめ)1999年(平11)8月31日、三重県生まれ。常盤木学園高(宮城)、AC長野パルセイロ・レディースを経て、20年に新潟(当時なでしこ1部)に移籍。U−16日本女子代表。U−17、20日本女子代表候補。今季は21試合に出場し、キャリアハイの5得点。WEリーグ通算59試合出場、13得点。153センチ、51キロ。利き足は右。好きな食べ物は肉、スイーツ、ハッピーターン。好きなスポーツは卓球。