女子サッカーWEリーグのINAC神戸レオネッサは7日、女子日本代表なでしこジャパンのGK山下杏也加(28)が海外移籍準備のため今季限りで退団すると発表した。9日の会員限定ファン感謝デーには参加する予定だ。

山下はクラブを通じ、以下のようにコメントした。

「2019年フランスワールドカップを経験し、海外に今すぐにでも行ってサッカーしたいと言う欲が出てきました。しかし、その欲も言葉の壁や世界的にみてGKとしては背の低い自分が通用できるのかと自問自答しながら、その気持ちは年々と薄れていきました。いつの間にか28歳になり、友人の引退やセカンドキャリア、「最後の〇〇」を耳にする事が増え、年齢というただの数字と最後を最後にしないように踏ん張りたいと思うようになりました。今でも自分が予想してた未来とかけ離れているので信じられていないです。今シーズンに感じた、ここからシュートをしないだろう、この角度からクロスはあげないだろう…という体に染みついた悪い慣れをなくし、海外挑戦でさらにレベルアップしていきたいと思います」

21年に日テレ東京VからINAC神戸に移籍。なでしこジャパンでも19、23年の女子ワールドカップ(W杯)、21年の東京オリンピック(五輪)に出場した。170センチの身長ながら、チームの主力としてリーグ戦165試合に出場してきた。「INAC神戸で初めての移籍をして、いろいろな人たちと触れ合えた3シーズンはこれからの人生に生かしていきたいと思います。熱い応援をしていただきありがとうございました」と感謝の意も表した。