パリオリンピック(五輪)に出場するU−23(23歳以下)日本代表GK小久保玲央ブライアン(23=ベンフィカ)と日本代表DF谷口彰悟(32=アルラヤン)が、ベルギー1部シントトロイデンに移籍することが、5日までに決定的になった。

シントトロイデンは今夏、正GK鈴木彩艶(21)のイタリア1部セリエAパルマ移籍が浮上しており、代わりの守護神を探していた。4〜5月のパリ五輪アジア最終予選兼U−23アジア杯カタール大会で正GKを務め、チームの優勝に大きく貢献した小久保に白羽の矢が立った。

川崎フロンターレから22年ワールドカップ(W杯)カタール大会後にカタールに活躍の場を移した谷口は、32歳にして初の欧州挑戦となる。ともに近日中に交渉がまとまる見込み。小久保はシントトロイデン所属でパリ五輪に臨む可能性が高い。

シントトロイデンには、パリ五輪に出場するMF藤田譲瑠チマやMF山本理仁のほか、MF伊藤涼太郎、DF小川諒也ら多くの日本人選手が在籍している。