柏レイソルが、鹿島アントラーズFW垣田裕暉(26)を獲得することが4日、決定的となった。FW細谷真大(22)がパリオリンピック(五輪)代表に選出され、最大で約1カ月間、不在となる。攻撃でシュート数はリーグ5位(251本)。数多くの好機をつくり出しているが、得点はリーグ15位の24得点で、得点アップを狙うべく、長身でハードワークができるFWの獲得に動き、垣田に白羽の矢を立てた。

垣田は昨季、鹿島で2トップの一角で定位置をつかみ、29試合4得点と活躍。今季は、MFチャブリッチやMF名古新太郎の台頭もあり、4試合の出場にとどまっているが、187センチの恵まれた体と豊富な運動量、前線でのポストプレーで得点に絡むプレーが高く評価され、今夏もJ1、J2の複数クラブが獲得に動いていた。

その中で、柏への加入が決定的になった。柏は現在リーグ13位。後半の巻き返しへ、垣田の獲得は大きな武器になりそうだ。