U−23アジア杯カタール大会で優勝し、パリ五輪出場も決めた日本代表が4日深夜、帰国した。大岩剛監督(51)はオーバーエージ(OA)枠を含めたメンバー選考が大きな仕事になる。報道陣からOAを使うか問われると「招集は国際Aマッチデー外。希望することと、かなうことは別」と説明し「U−23で行くかもしれないし、今はフラットな状態」とした。

6月にはU−23日本代表の親善試合が控える。東京五輪は6月にOA選手が合流していたが、山本昌邦NDは「6月のシリーズ(親善試合)では(合流を)無理する必要はない。大事なのは本番」と考えを述べた。海外組は6月から移籍が活発になる。今月中にラージリスト50人の提出期限があり「移籍の情報収集、ミーティングのスケジュールを組んで。18人の登録期限も決まっているので、節目節目をクリアしていかないと」と、選手の動向を探りながらメンバー選考を進める構えだ。