大坂なおみが倒すべき5人の強豪/4大大会制覇への道

大坂なおみが倒すべき5人の強豪/4大大会制覇への道

14日にテニスの今季4大大会初戦、全豪オープン(メルボルン)が開幕する。世界5位の大坂なおみ(21=日清食品)は、昨年の全米を制して以来、初の4大大会挑戦だ。

大坂は同じハードコートの全豪で全米の再現を狙う。2度目の4大大会制覇のため「倒すべき5人の強豪」を挙げた。

■シモナ・ハレプ(27歳=ルーマニア)

 168センチ/60キロ

 世界ランキング1位

 対戦成績/1勝4敗

  4大大会/0勝2敗

  プレミア/1勝1敗

  その他/0勝1敗

・大坂とハレプは、球の直線的な弾道といい、プレースタイルは非常に似ている。ただ、ハレプの方が、球に順回転をかける能力にたけている分、安定感が増す。そして、懐が深い。ただ、対ハレプだけでなく、誰と対戦しても当てはまるが、大坂の切れ味鋭いショットが安定すれば、ハレプでさえお手上げだ。対戦成績は大坂から1勝4敗。18年の米インディアンウエルズで、大坂がツアー初優勝を遂げたときに、準決勝で挙げたのが1度の勝利だ。課題として、精神的に不安定なところを残す大坂にとって、打ち合いに応じる敵の方がバトルになれて気持ちも乗る。その点では、ハレプは、大坂が向かっていける相手かもしれない。

■アンゲリク・ケルバー(30歳=ドイツ)

 173センチ/68キロ

 世界ランキング2位

 対戦成績/1勝4敗

  4大大会/1勝1敗

  ツアー・ファイナル/0勝1敗

  プレミア/0勝1敗

  その他/0勝1敗

・大坂が、初めてトップ10の選手に金星を挙げた相手がケルバーだった。17年全米1回戦で、ケルバーは前年度覇者。負けられないと重圧がかかり、硬くなるケルバーに、大坂は得意のパワーショットを浴びせ、ストレート勝ちだった。ケルバーは、非常に緊張するタイプで、硬くなると、ラケットを振り切れず球の伸びを欠く。それでなくとも、相手の球の威力を利用するカウンターパンチャーだ。ラケットをあまり振らず、あてる角度で球を飛ばすことが多いため、振り抜きが弱い。また、第2サーブにも課題があり、そこを狙われやすい。過去、大坂から1勝4敗だが、自分からのミスを減らせば、最も大坂が勝ちやすいタイプかもしれない。

■エリナ・スビトリナ(24歳=ウクライナ)

 174センチ/60キロ

 世界ランキング6位

 対戦成績/2勝3敗

  4大大会/1勝0敗

  プレミア/0勝1敗

  その他/1勝2敗

・決してショットに威力があるわけではないが、球のスピードの緩急で、相手を迷わすのがスビトリナだ。どちらかというと、相手をはめるタイプ。大坂は、スビトリナがトップ10以下だった16年までは、それほど苦にしなかった。大坂のショットの威力に、スビトリナがミスをしていたからだ。しかし、17年にトップ10入りして以降、大坂は勝てなくなった。相手のミスが減り、緩急にはまり、大坂が自滅する試合が続いた。ただ、大坂が打ち負けることは少ない相手だ。大型化が進む女子でも、身長174センチと、それほど大きくない。また、緩急を使うが、あまりくせはないスタイル。大坂が集中して打ち抜けば、決して勝ちにくい相手ではない。

■カロリナ・プリスコバ(26歳=チェコ)

 186センチ/72キロ

 世界ランキング7位

 対戦成績/1勝2敗

  プレミア/1勝0敗

  その他/0勝2敗

・元世界女王のプリスコバは、大坂にとって、最もやりにくいタイプかもしれない。過去、大坂から1勝2敗と、対戦数が多くない。そのため、分かりにくいが、プリスコバが当たったときは、大坂以上のショットの威力を秘める。大坂を6センチも上回る186センチの長身からたたき込まれる直線的な弾道のストロークは威力抜群。バウンドしてから滑り、パワーのある大坂でさえ、持ち上げて返球するのは一苦労だ。大坂がツアー初優勝を遂げた18年米インディアンウエルズ大会の準々決勝で勝ったが、全米優勝後の東レ・パンパシフィック決勝では、凱旋(がいせん)優勝を阻まれた。大坂と同じで、ショットの威力はあるが、リスクを伴うタイプ。どっちがミスが少ないかの勝負だ。

■セリーナ・ウィリアムズ(37歳=米国)

 175センチ/70キロ

 世界ランキング16位

 対戦成績/2勝0敗

  4大大会/1勝0敗

  その他/1勝0敗

・大坂が最もあこがれ、18年全米優勝の時に、決勝で破ったのがS・ウィリアムズだ。大坂は、セリーナがいなければ、テニスはやっていなかったとまで言う。パワフルなのは似ているが、実は、スタイルは全く違う。大坂のスイングがムチのようにしなるのに対し、セリーナは腕力で打ち抜くタイプだ。また、体形も、大坂が17年よりも合計10キロスリムになったのとは対照的に、セリーナはいかつく大型化の典型だ。4大大会23度の優勝という歴代でも最高の選手だが、大坂は2勝0敗と負けていない。セットさえ落としていない。17年9月にセリーナが長女を出産。復帰に苦労した時にしか対戦していないため、真のガチンコ対決は19年かもしれない。

◆WOWOW放送 全豪オープン。1月14〜27日。連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。


関連ニュースをもっと見る

スゴ得でもっと読む

スゴ得とは?

関連記事

おすすめ情報

日刊スポーツの他の記事もみる
主要なニュースをもっと見る
社会のニュースをもっと見る
経済のニュースをもっと見る
政治のニュースをもっと見る
国際・科学のニュースをもっと見る
エンタメのニュースをもっと見る
スポーツのニュースをもっと見る
トレンドのニュースをもっと見る
生活術のニュースをもっと見る
地域のニュースをもっと見る

スポーツ アクセスランキング

ランキングの続きを見る

スポーツ 新着ニュース

新着ニュース一覧へ

総合 アクセスランキング

ランキングの続きを見る

東京 新着ニュース

東京の新着ニュースをもっと見る

東京 コラム・街ネタ

東京のコラム・街ネタをもっと見る

特集

特集一覧を見る

記事検索