葛和監督日本航空8強ならずカミナリ一転ホトケの顔

葛和監督日本航空8強ならずカミナリ一転ホトケの顔

<全日本バレーボール高校選手権(春高バレー)>◇女子3回戦、準々決勝◇7日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

元女子日本代表監督の葛和伸元氏(64)が率いる日本航空(山梨)は3回戦で敗れ、ベスト8進出はならなかった。福井工大福井に1−2。第1セットを19−25で失い、第2セットは逆転で25−23と奪い返したが、最終第3セットは16−25で力尽きた。

6日の2回戦勝利後にはカミナリを落とした葛和監督だが、この日は別人だった。「ご苦労さま。よく頑張った。特に3年生はよくやった。この大会の経験を今後の人生に生かせるよう、一生懸命頑張ろう。1、2年生はもっともっと力をつけないといけないよ」。涙に暮れる選手たちに優しく、諭すように語りかけた。

「本当なら0−2で負けている試合。第2セットに意地を見せてくれた。今持っている力は出したと思います」。葛和監督自身、2回戦はベンチに座って指揮を執ったが、この日はコートサイドに立ちっぱなしで指示を送り続けた。それに応えるように選手たちは拾ってつなぐ粘りのバレーで強豪に立ち向かった。

4年ぶり6度目の出場。エース上島杏花は涙をこらえながら言った。「私たちにとって春高は小さい頃から憧れの大会。葛和さんとの出会いで初めて出場することができて、感謝しています」。昨年4月に就任した葛和監督は何よりもチームの一体感を重視し、「人のことを感じられる人間になれ」と指導してきた。それから10カ月、「上下関係がなくなり、学年に関係なく仲良くなれた」(上島)ことが今大会の1勝につながった。

指導者生活は30年超。初めて高校生チームを指揮する葛和監督は、充実感に満ちた表情でインタビューを締めくくった。「高校生は純粋。ただ、純粋にバレーに取り組んでいる。教えがいがあります。責任が重いし、勉強になる」。【小堀泰男】


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