<バレーボール・ネーションズリーグ(VNL):日本3−1アルゼンチン>◇男子予選ラウンド第1週◇21日(日本時間22日)◇ブラジル・リオデジャネイロ
日本代表が初戦で白星を挙げ、好スタートを切った。
主軸の石川祐希(28)、高橋藍(22)を欠く中、21年東京五輪銅メダルのアルゼンチンに3−1(24−26、25−22、25−23、25−19)で勝利。
第1セット(S)では、ビハインドの展開から富田将馬(26)のサービスエース3本で11−10と逆転。先にセットポイントも奪ったものの、連続失点で先取を許した。
それでも、第2S以降は両軍最多24得点の西田有志(24)を筆頭に主導権をつかみ、粘りのバレーでリード。チーム最年少のアウトサイドヒッター甲斐優斗(20)やミドルブロッカー山内晶大(30)も躍動し、多彩な攻撃で勝ちきった。
西田は「全員がしっかりと勝てるような準備をして、この試合にかけてやってきたことが結果として出て良かった」と手応えを明かし、今後に向けて「レベルアップしたプレーを、全員でしっかり示して勝ちを取っていくことだけにフォーカスしたい」と意気込んだ。
日本はすでにパリ五輪切符を獲得済み。次戦は23日(日本時間24日)、セルビアと対戦する。