熊本・阿蘇五岳の高岳、ミヤマキリシマが見頃

西日本新聞me6/7(土)6:00

熊本・阿蘇五岳の高岳、ミヤマキリシマが見頃

熊本・阿蘇五岳の高岳、ミヤマキリシマが見頃

根子岳を見下ろす高岳東峰で満開となったミヤマキリシマ。奥の山並みは宮崎県の祖母山天狗の舞台の下を染めるミヤマキリシマの群落天狗の舞台下の斜面を染めるミヤマキリシマの群落

 熊本県阿蘇市、高森町にまたがる阿蘇五岳の最高峰、高岳(1592メートル)でミヤマキリシマが見頃を迎えている。5月初旬から標高に沿い阿蘇を染め上げてきたミヤマキリシマ前線の終着点。梅雨目前の快晴となった5日、山上は花のピンクと低木の緑があやなす花園に。つぼみの株もあり、来週いっぱいは楽しめそう。

 名所としてなじみ深い仙酔峡や草千里ケ浜周辺より標高が高い分、開花が遅い。「大鍋」と呼ばれる山頂下の古い火口の壁を染める花と、縁にせり上がった巨大な溶岩塊「天狗(てんぐ)の舞台」の対比が印象的だ。

 火山ガスに常にさらされる厳しい環境に耐える高山植物。脇役のイワカガミやマイヅルソウとともに荒れ野を彩る自然の演出は、登山者を魅了してやまない。

 (堀田正彦)

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