ソフトバンクが韓国シリーズ優勝経験監督を受け入れ　日本の技術習得などが目的

　ソフトバンクは4日、韓国プロ野球の元投手で監督も務めた金圓衡（キム・ウォニョン）氏（51）をファームで受け入れると発表した。日本プロ野球の技術や選手指導方法を習得するのが目的。9日に福岡県筑後市のタマスタ筑後で活動を始める。

　金氏はサンバンウルに所属していた1993年に韓国プロ野球史上7番目のノーヒットノーランを達成。98年アジア大会で金メダル獲得に貢献した。SKを経て2011年に引退。通算134勝を挙げた。引退後はSKなどでコーチを務め、SSGの監督として22年韓国シリーズで優勝し、監督賞を受賞した。