◆ラグビー・サニックスワールドユース交流大会2024 東福岡高54―3ジェスイットハイスクール(米国)=28日、グローバルアリーナ

 東福岡高が大勝で発進した。豊富な運動量とテクニックで主導権を握り、体格差のある海外勢の相手にも当たり負けしなかった。藤田監督は「全国選抜で(初戦から)敗れて、フィジカル重視で練習してきたことが結果に表れた」と満足そうに振り返った。

 開始早々にCTB半田(2年)のトライで先制すると、持ち味の素早い展開からの攻撃で、前半だけで5トライを挙げた。後半もFWが連続攻撃からの突進でトライを重ねるなど、自在な攻めで圧倒した。

 ナンバー8の主将古田は「ディフェンスに手応えを感じた。福岡開催の大会なので、自分たちが主役だと思いながら、一試合一試合を確実に勝って優勝したい」と意欲をみなぎらせた。
(山崎清文)